人生のターニングポイントとは、一生を左右される程の決断を迫られる分岐点の事です。例えば、小さい取引の成果が認められて大きな取引になる事や、急用が出来た同僚の代わりに行った営業で大きな手柄を上げる等、あの分岐点でこう動いたから今があると思える瞬間です。
逆にリストラや倒産等で辞職を迫られたり、予想外のクレーム等のマイナスの分岐点に立たされる可能性もあります。しかしターニングポイントの面白いところは、次の瞬間どうなるか分からない事です。例えば、大きな取引が取れたと浮かれていた次の瞬間に、取引に失敗して大きな損害を被ってしまったり、解雇された後に始めた事業が大当たりする等、先で逆転する可能性は十分考えられるのです。
では、どうしたら分岐点で成功を掴めるかというと、それは誰にも分からないのが実情です。なぜなら後々あれが分岐点だったと思える事も、その時点は分岐点か否か分からないからです。そのため、良い決断をした時はスムーズに進み、まずい決断をした時は周囲から助けてもらえる様な、良い人間関係を日ごろから作っておく事が重要です。
良い人間関係を築けている人は、困った時に相談する事も出来ます。相談する事で自分では気づかなかった面を発見出来たとしたら、違った決断を下す事が出来るかもしません。つまり人生のターニングポイントと考えると大きく捉えがちですが、日ごろから誠実な仕事や人当たりで周囲との信頼関係を築き上げ、いつ分岐点にたっても良運を掴める様にしておけば良いのです。